下関市とは

本州の最西端に位置する山口県下関市。よく、下関市は九州だとか福岡県だとか、勘違いされることもあります。山口県で県庁所在地の山口市を抑え、堂々の人口1位の都市です。

下関駅の経済

山口県を代表する都市の一つであり、中国地方5県でも、5番目の人口規模の都市のため、経済面でも中心的な役割を果たしています。企業でも下関市に営業拠点を置いています。都市銀行の山口銀行は下関駅前に本社を置いています。また、日本銀行も山口県内では下関市に支店を置いています。

下関駅 振鈴

また、この放火事件により、下関駅だけに現存していた手振りの振鈴が行方不明になっていました。振鈴とは、明治時代後期に駅で列車の発車の際に使われていた大型の鈴のことです。下関駅の振鈴は開業の1901年から代々引き継がれていました。放火事件から3日後、がれきの下から行方不明だったこの振鈴が発見されました。木製の箱や取っ手は焼失し、金属の部分はススで黒こげになってしまいました。しかし、音色はかわっていませんでした。今は下関駅に保管されています。

市町村合併

2005年には、旧下関市と豊浦郡の4町(菊川、豊田、豊浦、豊北)が合併して、新しい下関市が発足しました。これにより、中核市に指定されました。また、この合併により、某テレビ番組でロケ地として、全国的に有名となった角島が下関市になりました。

下関の交通

下関の交通は、山陽道と山陰道の接合点にあたります。また、関門海峡を挟んで九州と対面していることもあります。このため、かつてから、陸と海とにおける交通の要衝でした。 しかし、近年の交通の発達、山陽新幹線や関門橋によって、通過点となってきています。北九州市、更には福岡市の都市機能集中化による影響や、造船業・水産業の衰退など、様々な要因により、都市機能が低下し、人口が流出しています。逆に、交通が便利なため、福岡市までもが通勤可能圏内となり、都市へ通勤している人も少なくありません。よって、北部九州とのつながりも強くなっています。

下関の産業

港町として栄えた下関には、造船所が数多く存在しています。三菱重工業下関造船所のほか、中小の造船所があります。他にも製造業として、神戸製鋼所・長府製作所・ブリヂストン・日清食品・シマノ・ニチハなどが主な生産拠点をおいています。水産業では、かつては捕鯨が主でしたが、現在はフグ(下関ではフクと言います)やアンコウの水揚げ高が全国一位となっています。フグに関しては、全国の8割を占めており、市内にはフグ専用の南風泊(はえどまり)魚市場があるほどです。

下関の医療機関

中心部に集まっていた2次救急を担う4医療機関が、山陰・山陽に1医療機関ずつ移転され(山陽は建設中)、救急指定病院の集中度が緩和されました。しかし、旧郡部からは1時間以上かかる地域もあるため、交通網の整備が課題となります。新しい道がどんどん出来て、走り易くはなっていますが、片側1車線の道路が多いため、渋滞する時間に緊急車両が通るには時間がかかります。渋滞する地域だけでも片側2車線になると、流れが変わると思います。

iv>